世界は称賛に値する

日記を書きます

▼ジュンク堂で岩波文庫の『ツァラトゥストラはこう言った』下巻を探したのだけど、なぜか下巻だけ置いていなかった。無念……。というわけで、集合後、最初に向かったのは本屋であった。一緒に遊ぶ人にもよるけれど、行くのを許してくれる(というか、その人もまあそこそこ楽しんでくれるだろう)と判断できる人と遊ぶ場合、本屋に行く、という流れは、個人的にとても重視したいところで、それは、せっかく外に出たんだからでかい本屋で普段見ることのできない本を見たい、という欲求が、私の基本にあるからだ。最近は、あんた本買いすぎ(読み終わってから買え)とか、本屋行くと長え、というような理由により、本屋に行くのを避けられてしまうこともあって、自分なりに、無理に付き合わせない(ひとりで行く)ようにしているのだけど、時間的な隙があったりすると、やっぱり行きたいと思ってしまうし、付き合ってもらったりもする。でかい本屋は、近隣の本屋ではあまり触れることのできない領域の本が、ひとつのジャンルとしてきちんと成立していて、まとめてじっくり見られるのが嬉しい。今日は演劇関係の棚を眺めて、一冊購入した。野田秀樹という人物の本。勢いだったが、そのへんはいつものことである。そして前述のとおり、ツァラトゥストラが買えなかったので、代わりに日垣隆の対談本『サイエンス・サイトーク ウソの科学 騙しの技術』を購入。科学なんて仮説の集合体じゃん、ということに興味がずっとあって、まさにそのことに触れられている内容だったからだ。