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▼思考を言葉にすることの重要性とか有用性とかをずっと考えていて、それはつまり、こうして文章を書くことが（その名目はたとえば日記であったりそうでなかったりするけれど）私の《求めているもの》をどれくらい私のもとへ届けてくれるのか、という疑問に対して、強い興味を持っている（そして無論、その答えを求めている）ということだと言える。私が求めているものとは、結局のところ、賢さ、である。思考の鋭さ、と言ってもいいが、より一般的な言葉で言うのなら、頭の良さ、と言うべきだろう。私は、それが欲しい、と考えている。なぜなら、私にとっての美しさや誇り高さを持つ行為を選ぶ（正確には、それが積算されることで完成度を高めていくであろう《美しく誇り高い人生》を選択肢に登場させる、なのだけど）ためには、そういったものが必要なのではないか、と判断していて――同時に私が、その《美しさ／誇り高さ》を求めているからだ。