読書記

真っ向から来られると唸る

▼▼なんとなく避けているところがあるから、立ち向おうとせず逃げているところがあるから、愚痴や不満ばかりになりそうなところがあるから、無意識に目を背けているところがあるから、意識的にサボっているところがあるから、けっこう誤魔化しているところが…

ことばの恐竜(最果タヒ)を読んでいる

ことばの恐竜 最果タヒ対談集作者: 最果タヒ出版社/メーカー: 青土社発売日: 2017/08/25メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログを見る▼▼最果タヒの対談集『ことばの恐竜』を読んでいる。対談を読むのは好きだ。が、なんか噛み合ってなくない…

『天冥の標』第七巻までを読み終えた

▼▼最近スローペース気味になっていた『天冥の標』読書が、突如、活性化し始めて、六巻七巻を一瞬で踏破することとなった。ほんとうに面白すぎた。国家間における戦争、歴史大河、といった要素から来る壮大さに素晴らしさを覚えられる物語、というものを、い…

代官山蔦屋書店に行ってきた(『アライバル』を買った)

▼▼書店が好きだ。けっこういろいろな特徴的書店を巡ったりもしている。渋谷区代官山の蔦屋書店が非常にスゴイ、という評判をかねがね聞いてはいたのだけど、なぜか一回も行ったことがなかったので、思い立って行ってきた。代官山自体も初めてだ。渋谷や中目…

『ネット小説家になろうクロニクル』津田彷徨を読み終えた

ネット小説家になろうクロニクル 1 立志編 (星海社FICTIONS)作者: 津田彷徨,フライ出版社/メーカー: 講談社発売日: 2016/09/16メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログを見る▼▼見たこともないような驚天動地の展開がなくたって(見たことがあ…

『風は青海を渡るのか』を読んでいる

▼▼ずっと人類にとって大切な錯覚だった、幻想だった、必要な勘違いだったのだ、ということが、当然ありうるだろうし、しかしその認識ミスを、ズレを、科学技術が解き明かしてしまった、さらには、解き明かされたはずなのにまだ棄てきれないでいる、的確では…

たべるのがおそい、考える人、kotoba、飛ぶ教室

▼▼帰路の途中で本屋に寄った。まあだいたい寄る。寄るかどうかの選択肢はほとんど毎回出る。 ▼▼『たべるのがおそい』という文学ムックが最近新たに刊行された。絶賛気味の感想を二つ読んだので、これは見ておきたいな、という印象が残っていた。この雑誌のこ…

推敲と短歌

▼▼短歌熱が最近また高まっていて、今回の熱意は人様の影響を受けてのものじゃ(あんまり)ないから、よりよい?雰囲気は、まあある。 ▼▼ちょっと前に、人様の影響を受けて短歌に興味を持って、いろいろと試行錯誤を行なう場面があったのだけど、その後少し熱…

『彼女は一人で歩くのか』を買った/読み終えた

彼女は一人で歩くのか? Does She Walk Alone? (講談社タイガ)作者: 森博嗣出版社/メーカー: 講談社発売日: 2015/10/20メディア: 文庫この商品を含むブログ (3件) を見る 「どうしてだろうね……。それは、今でも解決を見ない問題の一つだ。人間以上のものは存…

『文章読本の名著90冊から抽出した究極の文章術』

▼▼文章に関する解説書を読んだ時に、この著者は「文章が見せうる力の一つである“このあたり”に関する専門家と言えそうだなー」なんてふうに思えることがある。文章が見せる、様々な性質、様々な側面、ごとに、プロフェッショナルがいる、とでもいうような印…

日比谷のおおきな図書館と、初めての短歌

▼▼寒かった。寒かった、って言葉で日記を書き始めたのは初めてな気がする。普段は書かなさそう、と思って、書いた。最近は、じぶんの文章に対する意識、自縄自縛、が少し気になっていたので、意識して攻撃してみた雰囲気だ。あるいは、凝り固まっているので…

本棚の10冊で自分を表現する

▼▼最近よく見かける企画だった。惹かれたので乗った。 ▼▼こうして選書をするような時、似たような題目の下で選んでいたとしても、若干の言い回しの違いが、選択に、細やかな影響を与えてくれることがある。単語選びと印象が少し異なる、ことによって出てくる…

買った、今日読んだ、読み終わった、素敵だった

▼▼読書や本については、買った記録(所有リスト)、読んだ記録(日々の流れ)、読み終わった記録(増えた知識、感化、受けての思考)、素敵だった記録(おすすめ)、を別個に残したがっているから──残したがっていることを自覚できてないから、現状、定例業…

『六花の勇者』六巻を読み終えた

六花の勇者 6 (ダッシュエックス文庫DIGITAL)作者: 山形石雄出版社/メーカー: 集英社発売日: 2015/08/25メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る ハンスは今まで通り余裕ぶっているように見える。だが、笑みの裏側に、明らかな恐怖が見て取れた。アド…

日記のタイプ

▼▼最近書籍版の出た『殊能将之読書日記』の過去ログを調べて少し読んでいた。以前に亡くなった小説家の日記だ。読んでいて、好きな日記の型だな、と改めて思った。以前も思ったと思う。じぶんも書いてみたい日記だ、というのも同時に思った。書籍版を買って…

『ツチヤ教授の哲学講義』を再読してる

ツチヤ教授の哲学講義―哲学で何がわかるか? (文春文庫)作者: 土屋賢二出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2011/03/10メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 10回この商品を含むブログ (17件) を見る 詳しい説明は省きますが、これらの問題に共通しているのは、事…

『盾の勇者の成り上がり』を読んでいる

(MFブックス)" title="盾の勇者の成り上がり 1【電子版書き下ろし付】 (MFブックス)">盾の勇者の成り上がり 1【電子版書き下ろし付】 (MFブックス)作者: アネコユサギ出版社/メーカー: KADOKAWA / メディアファクトリー発売日: 2013/11/28メディア: Kindle版…

横塚司『ぼくは異世界で付与魔法と召喚魔法を天秤にかける』を読んだ

▼▼『ぼくは異世界で付与魔法と召喚魔法を天秤にかける』横塚司、を読んだ。「小説家になろう」というサイトで連載しているWEB小説だ。じぶんでも驚くほどツボに嵌まった雰囲気があって、夢中で読んだ。次回の更新を心待ちにしている。WEB連載版は無料でぜん…

文章、デッサン

▼▼絵画におけるデッサン、のように、言葉でデッサンする、ってのは? よい? 言葉の素描、は、文章訓練になったりするかなー? なんてふうに、特に新鮮でもないような気のする発想が浮かんで、いやいやというかじぶんが文章を好きになる切っ掛けの一つであっ…

『十二大戦』(西尾維新)を読んだ

十二大戦作者: 西尾維新,中村光出版社/メーカー: 集英社発売日: 2015/05/19メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る 「では、試みに少し考えてみようかね……己の行動原理を言語化するのも、たまにはよいだろうからね」サーベルをしまいながら、そ…

掟上今日子の備忘録(西尾維新)

掟上今日子の備忘録作者: 西尾維新,VOFAN出版社/メーカー: 講談社発売日: 2014/10/15メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (18件) を見る 「いえ、隠館さん、調査を繰り返す必要はありません。致命的というなら、犯人はひとつ、致命的なミ…

『マインド・クァンチャ』森博嗣 を読みました

マインド・クァンチャ - The Mind Quencher作者: 森 博嗣出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2015/04/24メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る 「そうです。自分の身を守るものが刀だと、言葉にはしましたが、これも、本当は間違っている。…

『哲学の道場』中島義道──「観念」という言葉を使う理由

哲学の道場 (ちくま文庫)作者: 中島義道,小浜逸郎出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2013/07/10メディア: 文庫この商品を含むブログを見る ここに、哲学者が「観念」という言葉を使う理由があります。つまり、時間を表す言葉、自我を表す言葉、美しさを表す…

『哲学の道場』中島義道──普通の言い回しこそ常識の住処

哲学の道場 (ちくま文庫)作者: 中島義道,小浜逸郎出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2013/07/10メディア: 文庫この商品を含むブログを見る カントから離れてこれを言い換えますと、哲学するにはけっして一般人の言語感覚を失ってはいけないということです。…

『哲学の道場』(中島義道)読んでる

哲学の道場 (ちくま文庫)作者: 中島義道,小浜逸郎出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2013/07/10メディア: 文庫この商品を含むブログを見る そして、さらに私が右手を上げようとするとき、右手がなくとも、運動神経がなくとも、右手を上げようとする「感じが…

つぼねのカトリーヌ(森博嗣)読み終えた

つぼねのカトリーヌ The cream of the notes 3 (講談社文庫)作者: 森博嗣出版社/メーカー: 講談社発売日: 2014/12/12メディア: 文庫この商品を含むブログ (6件) を見る 美を見つけたときに、自分の喜びに出会える。美を見つけるごとに、自分は高い位置へと上…

『中年の新たなる物語』今度買おう

中年の新たなる物語 (動物学、医学、進化学からのアプローチ)作者: デイヴィッドベインブリッジ,David Bainbridge,成田あゆみ出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2014/11/22メディア: 単行本この商品を含むブログを見る▼▼実は人間は中年に差し掛かるあたりで…

哲学の敵対関係──『哲おじさんと学くん』

哲おじさんと学くん (日経プレミアシリーズ)作者: 永井均出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社発売日: 2014/09/09メディア: 新書この商品を含むブログ (2件) を見る 哲 自分自身の人生において直接感じた、普通ならどうしても情緒的・感情的にならざるをえな…

ジョブズ愛読が売りの禅の本と、ふと見かけた大阪研究の本を、三省堂で買った

禅マインド ビギナーズ・マインド (サンガ新書)作者: 鈴木俊隆,松永太郎出版社/メーカー: サンガ発売日: 2012/06/20メディア: 新書購入: 3人 クリック: 15回この商品を含むブログ (5件) を見る 初心者の心、「初心」には、「私はなにかを得た」というような…

大切なもののためにこの社会で戦う物語『マージナル・オペレーション4』芝村裕吏

マージナル・オペレーション 04 (星海社FICTIONS)作者: 芝村裕吏,しずまよしのり出版社/メーカー: 講談社発売日: 2013/06/14メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (9件) を見る 「自分で貼れ。さもなければジブリールに頼め」 「なんでジブ…