世界は称賛に値する

日記を書きます

漫画記

『響 ~小説家になる方法』を読んだのと、常識破綻型

▼▼『響 ~小説家になる方法』という漫画を読んだ。まとめて既刊五巻までだ。現状ではだいぶ楽しかった。好きな分野の考察が混じる物語はたいてい好きである。響?小説家になる方法?(5) (ビッグコミックス)作者: 柳本光晴出版社/メーカー: 小学館発売日: 20…

ランダムとアトランダム(と漫画『ツインシグナル』)

▼▼ランダムとアトランダムの違い、という話題を見かけて、前から違いが気になってたけど調べてなかった単語だったな、と思い出したので、検索した。 ▼▼「random」と「at random」であり、前者は「でたらめな」という形容詞、後者は「でたらめに」という副詞…

川崎市市民ミュージアム『「描く!」マンガ展』に行ってきた

▼▼川崎市市民ミュージアムで「「描く!」マンガ展――名作を生む画技に迫る」の展示が行なわれている。創作意欲や創作技術に触れるのは好きだ。行ってきた。武蔵小杉駅からバスで10分ほどだった。武蔵小杉での下車は初めて。 ▼▼前期と後期で展示内容が変化して…

まんがの長さの変化

▼▼昔より連載漫画の冊数が増加気味である(人気漫画が終わらなくなった)、というような話を読んで、確かに、と納得しているところはあって、最近も『ダイの大冒険』を読破して似たようなことを思ったのだけど、実際に『ダイの大冒険』を読み終えてみて、構…

風邪を引きながら『ダイの大冒険』を読んだ

▼▼十六日深夜に発症した風邪が、やっと少し落ち着いた。体温計が壊れているんじゃないか? と思い始めるほど、体温の安定しない風邪だった(実際、新調した)。風邪の最中、そのうち読み返そう、と思っていた『ダイの大冒険』全巻を読み返してしまった。二十…

本棚の10冊で自分を表現する

▼▼最近よく見かける企画だった。惹かれたので乗った。 ▼▼こうして選書をするような時、似たような題目の下で選んでいたとしても、若干の言い回しの違いが、選択に、細やかな影響を与えてくれることがある。単語選びと印象が少し異なる、ことによって出てくる…

物語のテーマと、歴史にテーマはないぽいなあと、キングダムと、出来事羅列の日常系

▼▼物語を「テーマ」という切り口/軸で評価して四の五の言う、って行動を批判する説明を、複数回、聞いたことがあって、まあだいぶ納得してたりもする。物語の正体や本意や核心は「テーマ」じゃないぜ、って言えるのかな。物語に触れてから「テーマ」を解釈…

暗黒大陸の変なものたちは念能力の存在と関係してくるんすかね?(HUNTER×HUNTER)

▼▼連載再開した『HUNTER×HUNTER』では世界が拡がって、暗黒大陸に潜む膨大な謎に話の焦点が当てられている。▼▼暗黒大陸の謎要素って、現時点では念と関係ないけど、まあ、ぜんぜん関係ないまま物語が進んでいくかは、微妙だ、って思った。 ▼▼簡単に分けると…

一週間フレンズ読んでて

▼▼漫画『一週間フレンズ』で記憶をなくした人物が、じぶんが時々記憶をなくすことを認識してるのに、記憶をなくした結果突然親しげに話しかけてきたように見える人物、に対して「何なんですか!」とか言っちゃうの、何なの? って思った。 ▼▼っていうような…

黒子のバスケに対する思いつき2014年6月連載あたり

▼▼連載ネタの若干バレ話題。▼▼連載読んでる『黒子のバスケ』だけど、新型ゾーンの匂わせが強すぎて疑似天帝がかませに見えすぎビミョー、ってふと思った。潰されるの前提で演じられるよりは潰されるなんて思うことなく読みたかったなー、ってのと、疑似天帝…

HUNTER×HUNTER暗黒大陸篇

▼▼HUNTER×HUNTERが連載に復帰した。▼▼飽きちゃってもう続かないのかな、って、連載期間が空くたびに不安を抱いてたんだけど、次はもう抱かなそうである。なんか変なふうに慣れてしまった。間が空いても描くは描くんだろう、描きたい気持ちはありそう、という…

《77点》それは私と少女は言った(タカハシマコ)

それは私と少女は言った (KCx)作者: タカハシマコ出版社/メーカー: 講談社発売日: 2012/07/06メディア: コミック購入: 3人 クリック: 13回この商品を含むブログ (17件) を見る ▼▼五年前の美少女の自殺から始まる物語だ。美しさと儚さと怖さと女の子、を混ぜ…

漫画読みとして落第点

▼▼漫画読む時に、目線が絵に向いてないことが、わりとある。雰囲気だけで流してる時があると時折自覚できる。漫画読むの下手なのかもなーと思った。まあ実際は結構前から思ってる。巧い漫画読みになりたいぜ、っていう欲があるのだった。▼▼絵描き修行で鍛錬…

地上はポケットの中の庭(田中相)

地上はポケットの中の庭 (KCx)作者: 田中相出版社/メーカー: 講談社発売日: 2011/07/07メディア: コミック購入: 13人 クリック: 162回この商品を含むブログ (54件) を見る ▼▼最近気になるな、って陳列棚を眺めて欲しくなってた漫画がいくつかあって、なんか…