世界は称賛に値する

日記を書きます

2007-06-17から1日間の記事一覧

カナスピカ(秋田禎信)

カナスピカ作者: 秋田禎信出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/06/11メディア: 単行本 クリック: 27回この商品を含むブログ (82件) を見る《★★★★》 でも、気持ちひとつだ。カナスピカが起きていてくれれば怖くなんてなかったし、むしろ楽しかったに違いない…

故詠みのベル(きをふしさん)

個人的な話だけれど、「時間感覚」は嬉しいとかおもしろいとかの「感情」と同列のものだと思っておる。「一時間の時間経過による一時間ほどの時間経過感覚」と「数節の文章による一時間ほどの時間経過感覚」は、だからこの精神において同値であると思ってお…

下心を隠せ、すべてから。見えなければないのと同じである、を敷衍しようと思うなら、最後は自分からも見えないようにしなければ、じゃないのか。

▼下心があっても――。 ▼ほかのひとに見えなければないと同じだ。 ▼とは言う。 ▼とは言える。 ▼でも、なくない。 ▼だってある。だって「じぶん」には見えている。 ▼あるのを知っている。 ▼(嘘は良くないぜ、だ) ▼表現しなければ、表出しなければ、ないと判断…

胸中の「ああ妥当だなあ」を見掛けるたびに改めて喧嘩を売りたくなる癖

▼ひねくれものだな、と改めて思った。改めて考えさせられた。狂信や盲信を避けたがるせいで「あえて疑ってしまう」ことが少なくないからだ。判断に対してあえて逆らおうとしてしまう。巧く逆らえないか考えてしまう。逃げ道を探してしまうし、裏技を探してし…

いくらか称賛してくれたひとが、称賛したくなるものを創造していることがなぜかわりと多い、という経験から導出したいくつかの粗雑な判断

▼「仮説1」 ▼感性が似てると好きになる。 ▼同属嫌悪とか近親憎悪とかって言葉があることも考慮しておかねば、だ。 ▼「仮説2」 ▼感性が似ているものに対して生まれる気持ちが「好き」である。 ▼というのは、いくらなんでも好きを狭めすぎだろう、とはやはり…

評価と志向のバランス

▼書いたものを読んでもらって、この文章好きですよ、なんてありがたいことを言ってもらえることさえあって、御返しというわけではないけれど、言ってくれた人の書いた文章を読んでみたりすると、好きとかこっちの台詞じゃないですか……、とか思ってしまったり…

御礼ヲ例示スル日曜日