世界は称賛に値する

日記を書きます

2006-10-19から1日間の記事一覧

わかろうとするときにおこなうこと

▼要するに『わかる』というのは、経験と素養を礎にして構築されてきたおのれの『世界観』の中に、ここに置けばしっくりくる、と思えるだけの新たな場所を発見する――発見して位置づけることができる、ということなんだなあ、と改めて認識した。▼比喩としては…

まとまる気配もまとめる気配もない文章

▼前日の文章を読み返しながら考えていた。いずれにせよ『実感のぎりぎりのところ』を掴もうとしているなあ、とは感じた。連想も錯覚も逃さないようにしている。綱渡りのような緊張があって、わかりやすさを追求する余裕なんてないとか考えちゃってるな、とも…

勤務先近隣の黄色い古本屋とアリオの書店

ゼロヨンイチロク (MF文庫J)作者: 清水マリコ,toi8出版社/メーカー: メディアファクトリー発売日: 2004/07メディア: 文庫 クリック: 2回この商品を含むブログ (50件) を見る ▼明らかに清水マリコという小説家が好きになっている。描写が細かい。繊細な観察眼…

突然溝を飛び越えて、後処理として埋めていく

▼新しい視点に気づくとき、間にある溝を埋めるのは、自分の思考であってさえ、あとになっているようだ、と、考えていて気がついた。思考していると、思考のテンションが上がりすぎて、突然跳躍をおこなってしまうことがある。わけのわからないまま、いきなり…

特性:世界観を動かして、腑に落ちるところを探していく

▼新鮮な言説や視点を情報として知ったとき、頻繁におこなっているのは、現状で実際に抱えている『実感』を縦横無尽に変容させることで『新鮮な言説や視点』が『腑に落ちるもの』になるよう試行錯誤する、というようなことだったりする。と意識した。もしくは…

視点ヲ変幻サセル木曜日