世界は称賛に値する

日記を書きます

2005-11-15から1日間の記事一覧

英雄になりたかった

暗闇に流れる息が白かった。もうすぐ完全な冬になるな、と思う。完全な冬。完全な季節。なんてものは実際にはどこにもない、のだけれど、でも私の中には確実に『冬』というものがあって、それが『近づいている』のは間違いないのだった。こういう感覚がもし…

使っている言葉で論理的かどうかが決まるわけではない

表現が定量的でありつまり具体的であること、あるいは、表現が比喩的でありつまり抽象的であること、と、文章が論理的かどうか、は、無関係なのではないか、なんてことを考えていたのだった。言い換えるなら、数字を伝えること、と、喩えで伝えること、は単…

文章構造と文章表現

論理というのはあくまでも『文章構造』というステージで語られる性質であって『文章表現』というステージで語られる性質ではないのではないか、というようなことを少し考えていた。つまり、論理的な文章構造、なるものは存在するだろう、が、論理的な文章表…

幻想を洞察する

所詮は幻想に過ぎない、と指摘できる言葉や思考はたくさんある。かつてはそのことを知らなかった。けれど、今ならばそれを知っている、つもりだ。だから、所詮は幻想に過ぎない、という指摘には、短絡と陳腐以上のものを感じられなくなった。既知の事実だか…

BOWWOW! ‐Two Dog Night‐(成田良悟)P.251

バウワウ!―Two Dog Night (電撃文庫)作者: 成田良悟,ヤスダスズヒト出版社/メーカー: メディアワークス発売日: 2003/12/01メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 43回この商品を含むブログ (65件) を見る 《75点》 「お前らの信念も思想も関係無い。俺はただ…

憂慮ニ優シクスル木曜日