世界は称賛に値する

日記を書きます

説明信仰

▼▼畏敬。畏怖。神様がもしいたら、人類は、人の上に立つものと見做す、んだろう。こういう「人類よりも上位だ」と解釈できる理由や条件、というのはなんなんだろう、って思った。性能として人より優れている、ということだけでは駄目な気がしたせいだ。全知全能までいけばまあほぼ自動的に「祈り」「すがり」そうな気もするのだけれど、全知全能までいかないと駄目なのかな?とも思える。▼▼人類が認識できないものについて、説明され、納得できたら、畏れ敬う、のかなあ。絶対敵わない、と理解できたら敬いそうではある。逆に言うと、絶対に敵わない、と認識できるくらいには理解が及ぶところにいてくれないと、敬わないのではないか? って気もした。▼▼あとはまあ、恐怖で彩ることによって敬わせるような切り口もあるんじゃないか、って思ったのだけど、単なる恐怖だけじゃあ、敬わない? のでは? 幽霊や怪獣を敬うか? あ、うーん、でも、圧倒的な怖さが敬虔さに繋がっていくような道もあったりはするか……。繋がりうる雰囲気はまあまあある。でも、この場合も、説明が要るんじゃないかな、と思える。言葉が要るのでは?と思う。勝手に人間側が言葉を作ってしまう(信仰心を人間が勝手に醸造する)場合も多々あるじゃん、とも思うのだけど。

現在形日記と過去形日記

▼▼無意識のまま出せた言葉が「うちの」か「あの」なのかで(うちの学校とあの学校/うちの家とあの家/うちの会社とあの会社)、ぼんやりと思っている距離感が判る、というような話を聞くことがあるのだけど、ぽんと頭から出てきた文章が「現在形」か「過去形」かによっても、判ることがありそう、って思った(日記を書いている時に日記内で出てきた現在形と過去形の線引きをじっくり観察してみたくなることがある)

名前があると語りやすく、語れたら満足感に浸れる

▼▼掌握できていると勘違いしてしまっていそうなのが怖い、とは思いがちだ。判ったような気になってしまっているのが怖い。予測できる──調整できる──制御できる、と楽観し過信していそうなのを怖がっている。
▼▼といったような「判ったような気」に至るプロセスとして「言えたような気」というステップがあるのではないか、と警戒しているところもあって、だから、この「言えたような気」的な場面に対しても、怖れのようなものがある。
▼▼精緻に理解できていなくても、対象に名前を付けて語ってみせる、というだけならまあできる。しかも、論理的整合性が緩くたって、語り終えるだけならば、できる。装飾も可能であって、装飾による誤魔化しも可能というか、メリハリを駆使して隙間を見えにくくすることもできたりする。
▼▼といった策謀と工夫などを使って「言ってみせる」ことで、意味のあること、価値のあること、幸福に繋がるであろうこと、などを言えたような気に陥り、満足感を覚え、満足感に浸り、結果、得られた快楽が、「判ったような気」、というものに導いてしまうところがあるんじゃないかなー、呼び覚ましてしまうことがあるんじゃないかなー、なんて想像していたりもする、のだった。


▼▼現象に、物体に、なにがしかの「名前」が付けられ──なにがしかの「言葉」が付けられ、何かが言われたりする。自ら何かを言ったりもする。論証や説明、余談、が、可能になる。でもって、その名前や言葉の話に対して、納得を感じていることも、ある。多々あるかと思う。名付けられたものについての話を、ふんふんなるほど、と聞いてしまう。
▼▼といった時に覚えられる「納得感」というのは、しかし、あくまで、付けられた「名前」「言葉」に向けられたものであり、根本にあった「現象」や「物体」に向けられたものではない、のでは? なんていうような怪しさが垣間見える瞬間が、時々、あって、だから、こういう「フォーカスが、名前、呼称、もしくは概念、のほうに向いているであろう、気配」については、なるたけ警戒しておかなくてはな、と、思っているところも、まあ、あったりはするのであった。

環境と状況

▼▼環境と状況って言葉は似ているんだけど如何なる違いがあるんだろうか、っていう疑問を持つ場面がまあまああって、比較検討してみることもあって、環境という言葉は、なんというか、物理、地球、世界、といったものからの眼差しで、状況という言葉は、おそらく、人間、生活、生物、というようなものからの眼差し、なんじゃないかなー、って思ってみた(似たところで、事情、という言葉があるけれど、事情は「状況」っぽいけど「環境」ではなさそう、って思った)(状態っていう言葉も微妙なところである)(ここの環境を見てきて、っていう依頼を受けた場合と、ここの状況を見てきて、っていう依頼を受けた場合だと、如何なる行動の違いが出るだろう、というようなことを考えた)

【環境】

 まわりを取り巻く周囲の状態や世界。人間あるいは生物を取り囲み、相互に関係し合って直接・間接に影響を与える外界。
──環境(かんきょう)の意味 - goo国語辞書


 環境(かんきょう)は、広義においては人、生物を取り巻く家庭・社会・自然などの外的な事の総体であり、狭義ではその中で人や生物に何らかの影響を与えるものだけを指す場合もある。特に限定しない場合、人間を中心とする生物を取り巻くおおざっぱな環境のことである場合が多い。
──環境 - Wikipedia

──

【状況】

 移り変わる物事の、その時々のありさま。「―を見きわめる」「周囲の―」
──状況/情況(じょうきょう)の意味 - goo国語辞書


 哲学において状況とは、ある時間においてある個体に何らかの効果を与える環境的な条件のことである。広義には環境的な条件に加え個体の内的条件を含むこともあるが狭義に環境ないしは場と同義とされる。なお、後者を指す場合は事態とも言う。
──状況 - Wikipedia

湯島の「コロコロ堂」でボードゲームを遊びました

コロコロ堂 2018/05/06

▼▼東京都の湯島に移転した「コロコロ堂」に遊びに行ってきた。まあまあ行きやすい地理関係、というのも影響して、好きなボードゲームカフェである。なんとなく和やかな雰囲気もあって素敵だ。けっこう沢山遊んだんじゃないかと思う。合わせて、ボードゲーム評価基準を改めてみた。ボードゲームギークという規模のおおきなボードゲームサイトで挙げられていた基準を目安にしようと考えている。評価が厳格になったかとは思う。甘い印象もあったので妥当ではあるだろう。平均値も下降気味だ。定性的な基準に対し「文章による説明」が付記されているのは、なかなかよいものだ、ということも思った。「誰かに誘われたら絶対に遊ぶ、と言えるなら、8点」なんていう言い回しがあると、思い描きやすくなるし、決断もしやすくなる。

▼▼現状の基準は以下のような形になっている。
[10]秀逸。常にプレイ。その意思が変わることは絶対にないだろう。
[9]素晴らしい。常にプレイしたい。
[8]とても良いゲーム。進んでプレイしたい。他の人にも薦める。
[7]良いゲーム。大抵プレイしたい思うゲーム。
[6]平均的なゲーム。楽しく、遊びがいが有る。プレイするだろう。
[5]平均的なゲーム。プレイしてもしなくても、どちらでもという程度。
[4]あまり良くないゲーム。付き合いで遊ぶ可能性はある。
[3]悪いゲーム。遊ぶことは無いが、 説得されれば遊んでも良い。
[2]非常に悪いゲーム。絶対にプレイしたくない。
[1]ゲームとしての定義を外れている。ゲームとして壊れている。

ノッカノッカ(初プレイ/2人)

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▼▼油断があっさり敗北を招いた印象なので、次回はピンチをチャンスに転換できるのか試したい印象だ。
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最大【10】点中、いまのところ【5~7】点の印象があって、本日の評価は【7】点






ガイスター(数回プレイ済/2人)

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▼▼テレビゲームで遊んだことがあっただけだったので、実物では初めて遊んだ。よりよいほうに印象が変わった。
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最大【10】点中、いまのところ【3~8】点の印象があって、本日の評価は【7】点






ツイクスト(初プレイ/2人)

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▼▼長年遊んでみたかったゲーム。囲碁リスペクトの雰囲気。いつか絶対買います(まあまあ入手難)。
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最大【10】点中、いまのところ【3~10】点の印象があって、本日の評価【8】点






セブンワンダー・デュエル パンテオン拡張(拡張は初プレイ/2人)

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▼▼拡張入れるとより面白いと聞いていたけど、納得しかなかった。ほんとうに大変面白い。
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最大【10】点中、いまのところ【6~9】点の印象があって、本日は評価は【8】点






ストレイキャット(初プレイ/2人)

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▼▼三人、四人を遊んでみたい。二人戦で苦しく読み合って楽しめたとは思うけど、別種の面白さもひそんでいる気がする。
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最大【10】点中、いまのところ【5~7】点の印象があって、本日は評価は【6】点






ピュンクト(拡張は初プレイ/2人)

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▼▼ギプフシリーズでは訳わからん具合が強め、と聞いていたけど、なんとなく順応できた印象で、好きだ。
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最大【10】点中、いまのところ【3~9】点の印象があって、本日は評価は【7】点






宝石の煌き(数回プレイ済/2人)

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▼▼最近改めてよいゲームだなと強く思わされ始めている。二人プレイが増えたのも影響しているかな。
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最大【10】点中、いまのところ【6~9】点の印象があって、本日は評価は【7】点






アベニュー(初プレイ/3人)

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▼▼開いたカードに書かれた道をみんなで書いていく。うまく繋げられたら高得点。使いやすいゲームという印象。
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最大【10】点中、いまのところ【5~8】点の印象があって、本日は評価は【6】点






クラスク(初プレイ/2人)

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▼▼アクションゲーム。思ったより想定通りの動きをしてくれる驚きもあって、楽しかった。
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最大【10】点中、いまのところ【5~8】点の印象があって、本日は評価は【6】点






インカの黄金(初プレイ/3人)

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▼▼ボロ負けしたので今回に関してはよい印象は薄いし、チキンレース弱めだなという意識を改めて持ったけど、よいゲームなのは明らかだった。
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(最大【10】点中、いまのところ【5~7】点の印象があって、本日は評価は【6】点)






ゴーゴージェラート(プレイ2回目/3人)

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▼▼得意だと昔は思っていたタイプな気がするんだけど、ぜんぜん勝てなかった。でもまあ素敵と言える。
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最大【10】点中、いまのところ【4~7】点の印象があって、本日は評価は【6】点






エルドラド(初プレイ/3人)

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▼▼デッキ構築とレースという組み合わせを面白く仕上げてくれているだけでもう好きと思わざるを得ないところがある。
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最大【10】点中、いまのところ【6~9】点の印象があって、本日は評価は【7】点

ゲームマーケット2018春に行ってきました

▼▼アナログゲーム即売会「ゲームマーケット2018春」に行って、買い物をしてきた。開催地は東京都江東区にある東京ビックサイト、開催日は今日の5日の土曜日と明日の6日の日曜日であった。ほんとうは、日曜日にのみ行けそう、といったスケジュールだったのだけど、土曜日のほうがサークル数も多いし結果として欲しいものが多い、というのと、日曜日の予定を空白にしようとしたらなぜか土曜日の昼間にも少し空白時間が出来た、というのが、うまく噛み合ってくれたので、とりあえずは土曜日の昼間に行ってみよう、と決めてみた。顔出して買い物しておこう、って思った。ゲームマーケットは関東だけだと年二回の開催である。初めて行った「ゲームマーケット2016秋」だったので、今回で四回目の参加となった。
▼▼前回より買うものは少なくなっていた。後日買えるだろう、って想像できるものは後回しにしてしまったから、というのはある。初対面で未知数のゲームに挑戦しなかったから、というのもあるんじゃないかな。単純に、欲しい!と思うゲームが少なくなっていたから、というのもありそうだ。考えて悩んで迷って苦しんで、要素や機構にいくらか振り回されつつ、敵プレイヤーの振るまいと口車とやりそうなことにやきもきさせられる、というようなところに快楽を覚えられるゲームが、多少、少なくなっていたのでは? って印象もあったりはする。とはいえ、見逃しが多かったという可能性はかなりある。情報が足りていなかった。収集が甘かった。面白そうなゲームならば半自動的に視界内に現れてくれるだろう、という油断があった気はする。
▼▼買い物が比較的あっさり終わったため、試遊する、というのを主体で動いた。ボードゲームで遊ぶのほんと楽しいな!という思いを新たにした。東京ドイツゲーム賞の大賞を受賞した『グラバー』が試遊できたのは僥倖だった。大変面白かったので買うと思う。以下は買ったものだ。

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『すずめ雀』
『でんしゃクジラ』
『国防軍の夜2』
『アルペンツィアン』
『幕末の行末』
『ゾンビ・ゴリラ・インベーダー』
『□□○○○』
『百科審議官』
『魔法陣のルール[仮]』
『luz』
『四季の森
『ギャングスターパラダイス
『ギャングスターパラダイス拡張』
『ファストフォワード・フィアー』
『詠み人知らず便利帳』(中古)