世界は称賛に値する

日記を書きます

実感、思考の経過、思考の成果、といった言語化種別

▼▼一口に、言語化するとか言語化するのが好きだとか言っても、感じていることを言葉にしようとするのと、思考プロセスおよびアウトプットを言葉にしようとするのは、別かねえ、と思った、し、思考のプロセスとアウトプットも別枠に出来るか、とも思った(感じていることを言葉にすることの快楽と、思考プロセスを言葉にすることの快楽と、思考のアウトプットを言葉にすることの快楽、は、ひとによって重きが違いそう)

常識に当てこすり

▼▼常識、普通、当然、常套、といった言葉の似合う観念や判断に対し、当てこすり、を言おうとするのは、比較的言葉の出てきやすいやりかただ、と思っているところがある。
▼▼人様に当てこすりを言うことについては、駄目、というか、不快を与えるだろう、無礼だろう、というような認識があり、礼儀、というもののもとで、取り下げているところがあるので、常識や普通や当然や常套に対しては当てこすりも言ってもよいの? これらに対しては礼儀というものを重んじていないのか? まあでも不快を覚えさせる心配はない気もするしなあ、と思ったりもした。
▼▼人間相手にしか「礼儀」は駆動しないのかー、という疑問は出た。とはいえ、生物相手なら可能っぽい。概念に対し「礼」を駆動させるのは困難、というところかなあ。しかし世界相手なら可能な気もする。が、世界は「生物」扱いか。

ゲームマーケット2017秋・二日目

▼▼昨日から開催されているゲームマーケットの二日目。二日目のみ買えるものの中に欲しいものがあったので足を伸ばして巡ってきた。完売もあって残念ではあった。中古販売サークルで買い物ができたのが初体験だったこともあって幸せだった気がする。▼▼見本ブースをじろじろ眺めてうろつきながら、なんかないかな、って見て回った。



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ゲームマーケット2017秋・一日目と、サイコロブクロに行ってきた

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▼▼関東では半年ごとに開催されているアナログゲーム関連の頒布会「ゲームマーケット2017秋」に行ってきた。インディーズゲーム、関連グッズ、限定輸入品、中古、メジャーレーベルの先行品、などが買える。関西での年一回も含めて、年間で合計三回、開催されている。開催場所は近年の関東だと東京ビッグサイトだ。今回から二日間開催になったため、今日が一日目になる。勤務を終えてから買い物がてら行ってきた。ゆりかもめで向かう。昨年の秋が初参加だったので、三回目の参加になる。だいぶ慣れた雰囲気になった。
▼▼到着後、即刻ぐるぐると回り始めたので、あとから思うと買い逃してしまったものもいくつかあった。あせりすぎた。明日の二日目も遊びに行けそうだ、という気配もあったので、動きが雑になっていたところもあるかと思う。とはいえ、通信販売や店舗委託、次回のゲムマでも買えるだろう、という予感に期待を託せているところもある。おそらく後日買える、と判断できたものに関しては、あえて買うのを後回しにしたものもあった。荷物が重くて持ちきれなかったからだ。荷物の配送は使ったことがないのだけど、いつか使う日が来るかも、とは思っている。おおきな箱のボードゲームを沢山買うような回があれば当然使うことになるとは思う。が、インディーズ、といったくくりの中で、おおきな箱が使われることって、現状かなり少ない。ので、使わずに済んでいる。

▼▼買い物と遊びをまあまあ繰り返したあと、東京ビッグサイトから池袋へ移動し、池袋東口側にあるボードゲームカフェ「サイコロブクロ」に立ち寄って、遊んできた。「サイコロブクロ」に訪れるのは初めてであった。▼▼いくらかの緊張を覚えつつ扉をくぐった記憶もあるのだけど、扉を開いた瞬間には、特に問題なさそう、と思えて安心できていた気がするので、特に緊張しなくてもよかったな、という印象にはなっている。初めて行くボードゲームカフェには正直いつも緊張させられている。ワイワイガヤガヤ楽しくやっている人達(がいそうなところ)に近づくことに対しての緊張がある、んじゃないかな。
▼▼「サイコロブクロ」では『冬虫夏草』→『フィッシャリー』→『ヤバラス』→『文絵のために』という順番で遊んだ。
▼▼念願の『フィッシャリー』で遊べたのが幸せだったのだけど(でもって、「ネスターゲームズ」のほかのゲームも買っておけばよかった……! と後悔させられている)、『フィッシャリー』で遊んでいるのを見かけたサイコロブクロのスタッフの方が、店舗内にある別のネスターゲームズのゲームを紹介してくれて、非常にありがたかった。というわけで、同じく気になっていた『ヤバラス』で遊ぶことができたのだった。面白くて、次回ゲムマか通販で買いたいな、という気持ちになっている。




冬虫夏草(初プレイ)

(ゲームマーケット公式サイトより)
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▼▼なんつー変なゲームだ、と思いながら遊んだ。キノコと虫に分かれて生存を競い合う雰囲気だ。モグラが絡んでくる。マルチエンディング。変。好きだ。同サークルの『カゲロウ』が以前話題だったので、買った、んだけど、そりゃ話題になるな、と思った。






フィッシャリー(初プレイ)

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▼▼囲碁的な雰囲気。船を置いていく布石感と、船を囲うように網を置いていく奪い合い感の、二つの流れの調整が素晴らしい、と思った。二人対戦型アブストラクトゲームを海外で沢山出しているメーカーの作品。デザインは日本人。傑作と名高いのも納得だった。






ヤバラス(初プレイ)

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▼▼四目並べだけど三目並べたら負け、という説明だけで、ルール説明がほんとうに終わる。このルールだけでこんなに面白くなるなんて、という敗北感がすごい。これすごいぞと思った。三人で遊べるのもよい。欲しい。






文絵のために(初プレイ)

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▼▼なんつー変なゲームだと思った二つ目。物語や体験といったものをカードゲームとして顕現させる、ってことにおいて、こんなやりかたがあるのか! と驚いた。すごい。大変好きである。バッドエンドから逃れられなかったのでまた遊ばねば。



saikorobukuro.com

比喩は気持ちよい

▼▼比喩って気持ちよい。物事を真っ直ぐ指ささずに、何かと見比べながら──何かを経由させながら、言語化するのって、なかなかの気持ちよさがあるな、って思う。視野の中に置かれる事象が複数になるため、空間的な拡がりが出来て、気がおおきくなり、気持ちよくなる、というような側面があったりするのかなー、って思った。
▼▼という言い回しにおける「視野」も「空間」も比喩だと思うのだけど、こちらの比喩は「気持ちよさ」によって「出してきたくなった」ものではない雰囲気もあるなあ。なんというか、判りやすさのため、というか、いやそもそも「比喩的な言葉使いをしないと説明できない事象」がある気もする。

物理学を学ぶのが、世界を緻密かつ繊細に「見つめる」のに、最も、と言ってもよいくらい役立つのでは説

▼▼気持ちの動き、思考の動き、物事の印象、意味の関係性、などを、物理的な現象を物差しにして──喩えにして、理解しようと努めていることが多々あるので、ややこしくて馴染みのない物理現象にまで見聞を拡げたほうが──物理学を詳しく学んだほうが、当て嵌められる物理系統の物差し、つまり比喩、も増え、世界に対する解像度まで高くなったりするんじゃないかなあ、なんてふうに思ったりすることもあるのだった。
(いや別に「学問」としては「物理学」に限らなくてもよいのか。「医学」において発生しうる稀有な現象を知って、「数学」の中に存在しうる複雑な事象を知る、ことによっても、可能なのではないか、って思えた)(というような、うーん、まあ、つまるところ、学問によって繊細な眼差しが養えるのでは論、だ)。